ニュース

丸紅が開発、オマーンの100MWの太陽光、3カ月前倒しで稼働

2020/06/03 17:09
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
印刷用ページ
アミン太陽光発電所(Amin Photovoltaic Power Plant)の概要
(出所:Petroleum Development Oman)
クリックすると拡大した画像が開きます

 オマーン石油開発会社(Petroleum Development Oman)は5月31日、出力100MWの「アミン太陽光発電所(Amin Photovoltaic Power Plant)」からの電力供給がはじまったと発表した。

 完成予定が約3カ月間早まったとしている。施工が予定の期間より早い12カ月間未満で終わったことによる。3月からオマーン石油開発会社に電力を供給し始めていた。

 同発電所は、同国南西部のサララ(Salalah)の北東約300kmにあるNimr近郊、Sultanate南部の4km2の土地に立地している。

 総費用は約9400万米ドルで、年間発電量は、一般家庭約1万5000世帯の消費電力に相当する量を見込んでいる。

 太陽光パネルは、両面発電タイプを採用した。

 発電事業者は、特定目的会社(SPC)のAmin Renewable Energyである。同社が開発から資金調達、施工、運営まで一貫で担うプロジェクトとなっている。

 今回のオマーン石油開発会社の発表によると、丸紅が最大出資者で、オマーンガス会社(Oman Gas Company)、Bahwan Renewable Energy Company、カタールのNebras Powerが出資している。ファイナンスは、オマーンの金融機関であるBank Muscatが担当した。

 丸紅による2019年2月の発表では(関連ニュース)、SPCへの出資者・比率は、丸紅が50.1%、Oman Oil Facilities Development Company(OOFDC)が30%、Bahwan Renewable Energy Companyが10%、Modern Channel Services(MCS)が0.9%としており、今回のオマーン石油開発会社による発表内容とは構成が少し異なる。

 電力供給契約の期間は23年間となっている。

  • 記事ランキング