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スズキのインド子会社、5MWのカーポート型太陽光を工場に導入

2020/06/09 18:09
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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カーポート型の出力5MWの太陽光発電システムの概要
(出所:マルチ・スズキ・インディア)
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 スズキのインドにおける製造・販売子会社であるマルチ・スズキ・インディア(Maruti Suzuki India)は6月5日、同社のグルグラム(Gurugram)工場内に、カーポート型の出力5MWの太陽光発電システムを導入すると発表した。

 投資額は2億インドルピー(約2.86億円)以上を予定している。稼働後の25年間の平均年間発電量は7010MWhを見込んでおり、同工場内で自家消費する。既存の自家発電設備と連携して活用する。

 カーポートを新設するのは、製造した新車用の駐車場である。屋根がつくことで、CO2フリーの発電だけでなく、新車の出荷前の保護にも寄与するとしている。

 同社は太陽光発電に意欲的に取り組んでいる。2014年に、マネサール(Manesar)工場において出力1MWの太陽光発電システムを導入した。これがマルチ・スズキ・インディアで初めての太陽光発電設備となった。2018年には、この発電設備を出力1.3MWに増強している。

 グルグラム工場内に建設するカーポート型のプロジェクトが稼働すると、同社の太陽光発電設備は合計出力6.3MWに拡大する。

 同社では、太陽光発電の積極的な導入だけでなく、本業の自動車ビジネスでも、インドにおける新たな排ガス規制「BS6」にいち早く対応しているという。

 「BS6」は、2020年4月にスタートとしたが、同社はその1年前に「BS6」対応車を先行して販売していた。すでに「BS6」対応車を79万台近く販売ずみで、全車種が「BS6」対応となっている。

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