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NTTスマイル、自家消費太陽光の「逆潮流」防止、負荷追従制御で

2020/06/09 22:27
工藤宗介=技術ライター
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追従制御イメージ
(出所:NTTスマイルエナジー)
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PCS停止指示イメージ
(出所:NTTスマイルエナジー)
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 NTTスマイルエナジー(大阪市)は6月8日、自家消費型太陽光発電設備の逆潮流を防止する「負荷追従制御オプション」の販売を開始した。同社の逆潮流対策製品の第2弾で、30kW未満の低圧案件を主な対象とする。

 パワーコンディショナー(PCS)の定格出力と受電電力を比較し、発電電力を制御する。完全自家消費型太陽光発電設備では、逆潮流が発生しRPR(逆電力保護継電器)が作動すると、発電損失やPCSの故障につながるという。

 高速負荷追従制御機能により、受電電力が回路ごとに設定された定格出力を下回った場合、約0.3秒の高速制御で必要台数分のPCSの停止を指示することでRPRの動作を防止する。内蔵タッチパネルから3ステップで簡単に設定できる。

 「エコめがね自家消費モバイルパック」「エコめがね自家消費RS」に対応する。対象PCSを使用する場合、エコめがねのWeb画面から負荷追従制御実績を表示できる。三相PCS容量149.5kWまで計測可能。7月中旬に出荷開始する予定。

 同社では、自家消費型太陽光が増え、逆潮流防止の必要性が高まっていることを受け、5月25日にRPR機能や負荷追従制御機能を搭載したオムロン製PCS「KPW-A-2」を発売した。今夏には、第3弾として逆潮流防止に対応した新型エコめがね製品をリリースする予定。

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