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デジタルグリッド、7.5億円調達、独自の電力市場を構築

2020/06/12 11:28
工藤宗介=技術ライター
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デジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)の概要
(出所:デジタルグリッド)
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 デジタルグリッド(東京都千代田区)は6月8日、第三者割当増資を実施し、総額7.5億円を資金調達したと発表した。調達した資金は、同社が運営する電気取引市場「デジタルグリッド・プラットフォーム(DGP)」のシステム開発費用や利用者を獲得するためのマーケティング費用などに充てる。

 DGPは、日本初の民間による自由な電力取引市場になるという。再生可能エネルギーをはじめとした多種多様な電源と、その電源からの電力を調達したい需要家をピア・ツー・ピア(P2P)でマッチングし、発電事業者と需要家が電気を売買できる。

 電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引できる、再エネだけを選んで購入するなど電源を識別したり、需給調整などの煩雑な業務をAI(人工知能)などで自動化するといった特徴を持つ。

 今回の第三者割当増資では、東芝、八千代エンジニヤリング、OTS、おひさま建販など5社が引受先となった(他1社は非公表)。同社への出資企業は、今回を含めて55社になる。

 同社では、6月末までに追加の増資も予定している。

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