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「ドローンステーション」構築へ、太陽光電力の供給も

2020/06/16 18:06
工藤宗介=技術ライター
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完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB」
(出所:JXTGホールディングス、センシンロボティクス)
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ステーションを起点に各種サービスを提供
(出所:JXTGホールディングス、センシンロボティクス)
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街中にステーションを展開
(出所:JXTGホールディングス、センシンロボティクス)
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 JXTGホールディングスとセンシンロボティクス(東京都渋谷区)は6月12日、将来の「ドローンステーション」構築に向けて協業すると発表した。ドローンステーションとは、あらゆるドローンが利用できる離発着地で、太陽光発電などの環境配慮型エネルギーの供給拠点ともなる。

 協業に先立ちJXTGは、JXTGイノベーションパートナーズ合同会社を通じて、センシンロボティクスに出資した。出資額および出資比率は非公表。

 JXTGが掲げるドローンステーション構想では、ステーションを起点に複数のサービスを提供する。街中に固定式ステーションを展開するほか、自動車を用いた移動式ステーションも配備するという。

 今回の協業では、ドローンステーション構想の実現に向けて、センシンロボティクスが提供する完全自動運用型ドローンシステム「SENSYN DRONE HUB」の活用について実行計画を策定し、2023年をめどに設備開発・実証を行っていく。同時に、ドローンの新たな応用分野や用途開発にも取り組む。

 SENSYN DRONE HUBは、ドローン機体、自動離発着・自動充電に対応する基地(ドローンポート)、制御ソフトウエア・業務用アプリケーションを組み合わせる。設定ルートへの自動飛行、画像・映像の自動撮影やデータ転送などが可能で、警備監視や定点観測などを自動化できる。

 センシンロボティクスは、産業用ドローンなどを活用した業務用ロボティクスソリューションを提供するベンチャー企業。設備点検、災害対策、警備・監視などさまざまな領域における業務の完全自動化に取り組んでいる。JXTGとは、これまでも石油事業におけるプラント設備点検で協業している。

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