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米化粧品大手、本社に900kWの太陽光、風力と合わせ100%

2020/06/18 21:54
工藤宗介=技術ライター
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アヴェダ本社に導入した太陽光発電設備
(出所:ELCジャパン)
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 米化粧品大手のアヴェダ(Aveda)は、米国ミネソタ州ブレイン市にある本社施設に出力900kWの太陽光発電設備を導入した。6月17日、日本国内の販売代理店であるELCジャパン(東京都千代田区)が発表した。

 3.6エーカーの敷地に太陽光パネル2900枚を設置した。発電した電力は製造工場に供給し、余剰電力は系統連系する。年間1100t以上のCO2排出量削減効果を見込む。

 太陽光パネルの下にはポリネーター(送粉者、植物の受粉を助ける動物)が生息できるよう植物や花が育つ環境を整えた。本社の敷地は58エーカーの広さを持ち、蜂群や従業員によって管理される菜園を備えるほか、全米野生生物連盟に認証され、シチメンチョウやシカ、カメ、ウッドチャックなどを間近で観察できる。

 アヴェダは、2006年に化粧品業界で初めて100%風力発電の電力で製造を行うなど、再生可能エネルギーを積極的に導入している。今回導入した太陽光発電設備は製造工場の年間使用電力のうち50%を供給し、残り50%は風力発電を使用する。

 また、このほど省エネ対策として本社にLED照明を導入した。今後10年以内に「カーボンポジティブな製造会社になる」という目標を掲げている。

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