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「樹脂製カバー」の軽量パネル、汎用架台で設置可能に

2020/06/22 23:30
工藤宗介=技術ライター
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カバー材料にガラスでなく樹脂を使用した
SMA-DWシリーズ(出所:JHS)
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 太陽光発電の設計・施工などを手掛けるJHS(旧社名:日本住宅サービス、広島県福山市)は6月17日、同社が日本正規販売総代理店を務める中国サンマン(SunMan)製の軽量太陽光パネルに新シリーズを発表した。

 製品ブランド名は「eArche(イーアーク)」で、今回、汎用の金具・架台が使用できる新モデル「SMA-DW」を販売する。

 サンマンの太陽光パネル「eArche」は、セル(発電素子)の保護層として従来のカバーガラスではなく、フッ素系の「カバー樹脂」を採用している。ガラスを採用した太陽光パネルと比較して平米荷重が2分の1以下と軽量で建物や屋根への負担が少ない。

 また、柔軟性が高く湾曲した壁面や屋根に使えるほか、太陽光を反射しにくいため光害を軽減できるといったメリットがある。

 今回発表のSMA-DWシリーズは、35mm厚のアルミフレーム枠を採用したモデルで、「eArche」の特徴である軽量はそのままに剛性を高めた。日本国内では湾曲した屋根はそれほど多くないことから、これまで耐荷重の問題で設置できなかった屋根をターゲットに、通常の架台を使えるようにして現場での施工性を高めた。

 「SMA295M-6X10DW」は、単結晶シリコン型、1枚60セルのモデルで公称最大出力が295W/枚、出力公差が0-5W。2400Paの風圧負荷認証テストに合格し、長期信頼性を確保した。10年間の製品保証と25年間の出力保証を付帯する。販売は同社子会社のカイロス(東京都中央区)が担当する。7月初旬から受注を開始し、価格は個別見積もり。

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