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コロナ後の再エネ革新、国内で「GW級太陽電池生産」も、NEDOレポート

2020/06/29 22:28
工藤宗介=技術ライター
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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は6月24日、短信レポート「コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像」を公表した。エネルギー分野における期待されるイノベーション像として、再生可能エネルギーへの大規模な移行や、エネルギー管理システムの強靭化を挙げている。

 同レポートは、新型コロナウイルスの感染を予防しながら経済活動を続ける「新しい社会様式」に向けて、さまざまな分野で発信されている客観的な情報を整理・分析した。コロナ禍後に必要とされるイノベーション像に「デジタルシフト」「低環境負荷社会への更なる転換」を掲げ、各産業分野における具体的な技術やサービスなどを示した。

 日本では、さまざまな資源、食料、原材料を輸入に頼っており、コロナ禍により国境が閉鎖されたことでグローバルサプライチェーンの脆弱さが浮き彫りになった。輸入に頼っているものを環境負荷の低い国内産原材料に置き換えることで環境対策と強靭なサプライチェーン構築の両方を達成できるとしている。エネルギー分野では、従来の石油・石炭などの化石燃料から、国産資源である再エネとエネルギー管理システムの融合によるエネルギー生産への移行が求められる。

レジリエントなエネルギー社会と強靭なサプライチェーンの実現を
(出所:NEDO)
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