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太陽光搭載「農業用ソーラーハウス」、営農プロセス自動化

2020/07/01 16:16
工藤宗介=技術ライター
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建設中の「次世代農業用ソーラーハウス」
(出所:チェンジ・ザ・ワールド)
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 チェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市)は、太陽光発電システムを搭載した「次世代農業用ソーラーハウス」を千葉県睦沢町で建設を進めている。7月に完成する予定。

 高さ2.1m×間口3.6m×奥行き50mの農業用ハウスの上部に36枚の太陽光パネルを設置した。パネルの出力は10kW、発電した電力はハウス内の温度管理などに活用する。栽培管理など営農プロセスを自動化し、安定した農業経営を実現するという。

 太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は田淵電機製を採用した。ハウスの構造材に太陽光パネルの架台を使用するため、通常の農業用ビニールハウスと比べて耐久性に優れるという。睦沢町では、2019年の台風で農業用ハウスが倒壊するなどの被害があった。

 完成後、順次大玉トマトの作付けを行う。将来的にはさらに奥行き25m規模のソーラーハウスを5棟程度増築するほか、作業場・直売所・ジューススタンドなどを設置し、観光農園として運営する計画。また、全国の農家や農業法人向けにソーラーハウスを販売していく。

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