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三菱商事とNTTアノード、再エネ・蓄電池の関連事業で協業

2020/07/02 19:41
工藤宗介=技術ライター
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共同検討の枠組み
(出所:三菱商事、NTTアノードエナジー)
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 三菱商事とNTTアノードエナジー(東京都千代田区)は6月30日、エネルギー分野での協業について検討すると発表した。再生可能エネルギー事業、電気自動車(EV)や蓄電池を組み合わせたエネルギー管理事業が対象になる。

 具体的な取り組みとして、再エネ事業では、国内外の太陽光や風力発電などへの共同出資、および同事業からのNTTグループ企業への電力供給の可能性を検討する。

 エネルギー管理事業では、EVおよび蓄電池を含むマイクログリッドプラットフォーム(MGP)の構築と、MGPを起点とした分散型電力事業、両社が持つ事業ネットワークを活用した新しいエネルギー関連事業を検討する。

 EVの蓄電池を活用したライフタイム管理事業のビジネスモデルを確立し、EV蓄電池の利用を最適化することによる収入を見込むとともに、蓄電池をNTTグループの通信局舎・自治体・ローソンなど三菱商事グループの企業施設などのBCP(事業継続計画)向けエネルギー管理用電源として活用する。

 さらに、2次利用を含めた蓄電池のライフサイクルを通じた一体的な運営による更なる価値向上に向け、独ボッシュの蓄電池状態監視・残存価値評価技術「Battery in the Cloud」、英OVOの蓄電池を活用したエネルギー管理技術「Kaluza」なども検討していく。

 三菱商事と日本電信電話(NTT)が2019年12月に合意した「産業DX(デジタルトランスフォーメーション)推進」に関する業務提携の一環。同提携では、あらゆる産業に対してDX促進に向けてサービスを一貫提供できるプラットフォームを構築し、数千億円規模の事業を創造することを目指している。

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