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Looopが28億円調達、ENEOS・双日などと資本業務提携

2020/07/03 15:33
工藤宗介=技術ライター
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Looopの事業概要
(出所:双日)
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 太陽光関連事業などを手掛けるLooop(東京都台東区)は6月30日、第三者割当増資を実施し、総額28億3000万円を資金調達したと発表した。引受先は、ENEOS(旧社名:JXTGエネルギー)、NECキャピタルソリューション、双日、日本グリーン電力開発(東京都千代田区)ほか合計6社。

 同社は、太陽光発電所の開発から、国内外での自家消費システムの施工・管理、電力小売事業まで一貫したサービスを提供している。今回の資金調達および引受先との協業により、発電やエネルギーマネジメントに関する同社の専門性と、各企業の知見を組み合わせた新サービスの開発を目指す。同時に、全国規模の営業基盤を強化する。

 同日、LooopとENEOSは資本業務提携契約を締結したと発表した。提携に基づき、店舗や工場などの屋根を借りて太陽光発電設備を設置・運営する自家消費支援事業を推進し、さらに太陽光発電や蓄電池などを活用した新サービスを検討する。

 また、双日とも資本業務提携を締結し、分散型エネルギー社会において独自のサービスを提供するとともに、双日が保有する世界的なネットワークを活用して新たな市場へも事業展開する。なお双日は、Looopの第三者割当増資について、米フェノックス・ベンチャーキャピタル(Fenox Venture Capital)と共同設立したコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて実施した。

 このほかにも、NECキャピタルソリューションもLooopとの業務提携を視野に入れ、今後Looopの発電やエネルギーマネジメントに関する専門性とNECキャピタルソリューションの金融サービス会社としての強みやノウハウを連携させ、新たなサービスを開発していくとしている。

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