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ドローンによるメガソーラー点検、メニューをパッケージ化

2020/07/03 22:30
工藤宗介=技術ライター
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ドローンによるメガソーラー点検のイメージ
(出所:アイエイチプランニング)
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 ドローン専門事業者のアイエイチプランニング(東京都板橋区)は7月2日、ドローンに赤外線カメラを搭載し、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を点検するパッケージサービス「Smart UAV Maintenance-太陽光発電設備-」を発表した。

 同社は設立以来、メガソーラーのメンテナンスを効率化するドローンサービスを提供している。これまで合計で936MWの特別高圧連系サイトでの点検サービスで70件以上の実績がある。栃木県のO&M(運営・保守)事業者とドローンを活用した太陽光発電設備のメンテナンス手法を共同で開発し、実務に活用している。

 従来はその都度規模に応じた点検見積もりと現地調整を行っていた。しかし、ドローンを初めて見る顧客も多く、「ドローンによるメンテナンスのイメージが沸かない」「何ができて費用がいくらなのか分かり難い」という声があったことから、顧客それぞれの保守体制に合わせてサービスを選択できるようにパッケージ化した。

 赤外線カメラを搭載したドローンによるパネル点検では、スポット契約の「UAV調査飛行+データ提供」「UAV調査飛行+調査レポート」、定期メンテナンスの「UAV自動航路設計/調査飛行+調査レポート」、年間契約の「UAV自動航路設計/調査飛行+調査レポート(年間定期調査サービス)」、自社でドローンメンテンスを導入する「自社運用オペレーションサポート」の5種類のパッケージを用意した。

 スポット契約では、メンテンナンスだけでなくパネル設置時の色不良や工事途中の外的要因による割れや断線の発見にも利用できるという。定期メンテナンスでは、飛行航路の作成と自動航行により30MWのメガソーラーを2日間で点検できる。自社運用サポートでは、ドローンの基本的な技術講習のほか、自動航路設定など太陽光発電設備に特化した教育、機体の選定・提供までサポートする。

 このほかにも、可視カメラを用いて太陽光発電設備の状況を確認できる「見守りプラン」もある。ドローンの巡視用飛行航路の設計、機体の購入から導入までサポートする。

 パッケージサービス開始を記念して、7月1日~8月31日の期間限定でスポット契約のUAV調査飛行+データ提供を半額以下で利用できるキャンペーンを実施する。対象エリアは全国。価格(税別)は、5MW以下は8万円、5MW~10MWは12万円、11MW~15MWは16万円、16MW~20MWは18万円、21MW~25MWは24万円、26MW~30MWは28万円、31MW以上は要問い合わせ(別途、交通費・諸経費がかかる)。調査レポートは別途相談。
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