環境省、再エネ潜在量を公開、住宅太陽光トップは愛知

2020/07/03 22:18
工藤宗介=技術ライター
地域別にグラフ化した住宅太陽光の潜在導入量の一例
(出所:日経BP)
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 環境省は6月26日、再生可能エネルギーの導入ポテンシャル(潜在量)を調査した成果をとりまとめたWebサイトを公開した。

 2009年度から継続的に調査してきたもので、「再生可能エネルギー情報提供システム(REPOS:Renewable Energy Potential System)」(1.0版)として情報を集約した。

 全国・地域別(県別・市町村別)に、住宅用・公共施設向け太陽光のほか、風力(陸上・洋上)、中小水力、地熱など再エネの導入ポテンシャルを掲載した。

 また、再エネ導入にあたって配慮すべき、景観、文化財、鳥獣保護区域、国立公園などの地域情報・環境情報を整備し可視化した。さらに気候変動や防災の観点から、国土交通省などが整備するハザードマップとも連携して表示できるようにした。

 同サイトによると、住宅太陽光の導入ポテンシャルの上位3地域は、愛知県(設備容量1158万kW)、北海道(1003万kW)、千葉県(923万kW)。風力は、北海道(1億5622万kW)、岩手県(1791万kW)、福島県(1433万kW)。

 中小水力は、北海道(設備容量84.57万kW)、新潟県(75.53万kW)、岐阜県(68.8万kW)。地熱(蒸気フラッシュ150度以上、バイナリー120~150度、バイナリー120~180度の合計)は、青森県(182.9万kW)、岩手県(165.43万kW)、北海道(117.21万kW)だった。

 なお、掲載した導入ポテンシャル量は、一定の仮定を置いた上での推計値となる。今後、同Webサイトについて地方公共団体や再エネ開発事業者から直接ヒアリングする場を設ける予定。さらに、意見募集機能を搭載し、それらを通じて改善や機能追加を順次行っていく。