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川崎市のホテル、食品残渣を発電に提供、電気を調達

2020/07/06 22:11
工藤宗介=技術ライター
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Jバイオフードリサイクルのバイオガス発電施設
(出所:JFEエンジニアリング)
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「創電割」「ゼロエミプラン」のスキーム
(出所:JFEエンジニアリング、東急REIホテル)
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 アーバンエナジー(横浜市)は、同社の再生可能エネルギー電力メニュー「創電割」および「ゼロエミプラン」を活用したCO2排出量実質ゼロ電力を、川崎キングスカイフロント東急REIホテル(川崎市)に4月17日から供給し始めた。6月29日に発表した。

 Jアーバンエナジーは、FEエンジニアリングの100%子会社である新電力会社。

 「創電割」は、顧客が排出した廃棄物によって発電した電力をアーバンエナジーが買い取り還元する電気料金割引サービス。また、「ゼロエミプラン」は、固定価格買取制度(FIT)電気を電源として、非化石証書やJクレジットを用いて再エネ実質100%を実現する電力プラン。

 今回の取り組みでは、ホテル内のレストランやカフェから排出された食品残渣を回収し、JFEグループのJバイオフードリサイクル(横浜市)が所有するバイオガス発電施設で燃料として活用し、発電電力をアーバンエナジーが調達する。同時に、ゼロエミプランのCO2排出量実質ゼロ電力を供給する。バイオガス発電所がホテル近隣にあることから実現したとしている。

 Jバイオフードリサイクルのバイオガス発電施設は、1日あたりの処理量80t(一般廃棄物40t、産業廃棄物40t)で、年間発電量は一般家庭約3000世帯分に相当する約1100万kWhを見込んでいる。創電割における食品残渣の回収では、パシフィコ横浜での採用実績がある。

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