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関電が米で初の再エネ事業、同国最大級の陸上風力に出資

2020/07/13 23:34
工藤宗介=技術ライター
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「アビエータ陸上風力発電事業」の場所
(出所:関西電力)
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 関西電力は、米国テキサス州に建設している総出力約525MWの陸上風力発電所に出資する。発電所名は、「アビエータ陸上風力発電事業」で、7月10日に、米エネルギー事業者のアレス インフラストラクチャーアンドパワー(AIP:Ares Infrastructure and Power)グループが保有する権益の取得に関する契約を締結したと発表した。

 同発電所は、テキサス州ヒューストンの北西約550kmの内陸部に、風力発電設備191基を設置するもので、8月に運転を開始する予定。総出力は約525MWに達し、米国最大級の陸上風力発電所になるという。

 今回、事業主体である風力発電会社アビエータ・ウィンドの権益を、関西電力の米国子会社であるケーピック・ユーエスエーを通じて取得した。アビエータ・ウィンドへの出資比率は、関西電力グループが48.5%、AIPが0.5%、その他パートナー企業が51.0%になる。

 関西電力にとって、初の米国における再生可能エネルギー発電事業への参画となる。海外の風力発電事業としては、欧州での陸上風力2件および洋上風力2件に続く5件目。また、日本の電力会社が単独で現地企業とともに米国の陸上風力発電事業に参画する初の案件という。

 同社の海外における発電事業の持分容量は合計2861MW、うち再生可能エネルギー発電事業の持分容量は合計949MWになる(商業運転開始前の参画案件を含む)。

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