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ユーラス、オランダの農地に21MWの風力稼働

2020/07/14 23:20
工藤宗介=技術ライター
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オランダの農地に稼働した「Windpark Deil」
(出所:ユーラスエナジーホールディングス)
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 ユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)は、オランダ・ヘルダーラント州に出力21MWの風力発電所を建設し、7月1日に商業運転を開始した。

 発電所名は「Windpark Deil」で、農地に出力4.2MWの独ヴェスタス製の風力発電設備を5基設置した。一般家庭約2万6000世帯分に相当する電力を供給する。発電した電力は、オランダの電力会社Eneco Groupに売電する。

 同発電所の完成により、同社グループがオランダで保有する風力発電所の出力は合計148.5MWになった。オランダでは現在、さらに3件の風力発電所の建設工事を進めており、2021年には合計出力300MWに達する見込み。

 オランダ政府では、2030年までに温室効果ガスの排出量を49%削減するとの官民合意に基づき、再生可能エネルギーの導入拡大を含む様々な温暖化対策に取り組んでいる。

 ユーラスエナジーホールディングスは、国内のほか世界12カ国で再エネ発電事業を展開している。海外で操業中の再エネ発電所は、風力発電が53件(風車1823基)で総出力は2008.07MW(2.00807GW)、太陽光発電が6件で総出力は94.568MWになる。

 2019年1月にはエジプトで総出力は262.5MWの「スエズ湾風力発電所」が操業を開始した。これは定格出力2.1MWの風車125基の構成となる。同社の操業中の案件で最大、かつ同国の風力発電では初めてのIPP事業になる。

 この他にも、米国では総出力180MWの「Bull Creek風力発電所」、イタリアでは総出力169.2MWの「IVPC風力発電所」などの実績がある。

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