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10年間通信費が無料、小規模・全量売電太陽光向け遠隔監視

2020/07/15 18:38
工藤宗介=技術ライター
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てるてるモニタSB(ルーフ)
(出所:インフォミクス)
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 電力の可視化サービスを手掛けるインフォミクス(三重県四日市市)は7月10日、全量売電の太陽光発電設備に特化した太陽光発電の隔監視システムで新製品を開発し、販売を開始した。10年間、通信費が無料になるのが特徴。

 同社は「電力見える化本舗」というサービス名で、太陽光の隔監視システムをサービス化している。今回の新製品「てるてるモニタSB(ルーフ)」は、出力30kW未満の全量売電システムを想定している。

 小規模な太陽光発電設備は、売電金額も少ないことから遠隔監視システムを導入するには通信費の費用対効果が悪いのが課題だった。そのため、監視ができていない設備も数多く存在するという。

 新製品は、4G/LTE携帯電話の周波数の一部を利用し、少量のデータを低価格で通信できる「LTE-M(セルラーLPWA)」通信機能を内蔵した。光回線などインターネット接続環境のない場所にも設置可能で、10年間、通信費を無料にした。

 市街地に立地するアパートやマンションの屋根に設置した全量売電の太陽光発電設備の発電量監視に特化することで、機器本体の小型化に伴う監視容量の少なさや、LTE-Mエリアの狭さをカバーした。販売価格は要問い合わせ。初年度100台の販売を目指す。

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