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千歳市に「一軸追尾+両面発電」メガソーラー、発電量1.7倍

2020/07/22 21:18
工藤宗介=技術ライター
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千歳新川ソーラーパーク完成イメージ
(出所:スマートソーラー)
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安全祈願祭の様子
(出所:スマートソーラー)
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 スマートソーラー(東京都中央区)は、北海道千歳市の耕作放棄地に太陽光パネルの出力2.7MW、連系出力2.0MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「千歳新川ソーラーパーク」を建設する。7月18日に安全祈願祭を開催した。

 両面発電パネルと一軸追尾式の架台システムを採用した。両面の発電電力が最大になるように太陽を一定間隔で東西方向に追尾するほか、パネル面に積もった雪を滑落させて発電量の低下を防ぐ。

 両面パネルは、積雪時の雪面からの日光の反射と、破砕したホタテ貝を敷いた地面からの反射により、裏面の発電量を高めるという。こうした効果により、通常の片面パネル・固定架台のシステムと比べて発電量を1.7倍に増やせるという。

 年間発電量は、一般家庭1230世帯分に相当する4000MWhを見込んでいる。年間2190tのCO2削減効果が見込まれる。売電単価は12.4円/kWh。太陽光パネルは香港GCL製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製、一軸架台は中国グーマックス製を採用した。2020年12月25日に売電を開始する予定。

 同社は、全国35カ所、合計200MW超のメガソーラーの設計・調達・建設管理からO&M(運営・保守)を手掛ける。「千歳新川ソーラーパーク」は、12カ所目の自社発電所で、建設資金は社債を発行して調達した。

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