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エネテク、被災した太陽光設備を無償で診断、安全性を確認

2020/07/22 23:32
工藤宗介=技術ライター
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ソラパトの作業イメージ
(出所:エネテク)
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ソラパトの作業イメージ
(出所:エネテク)
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 電気設備工事のエネテク(愛知県小牧市)は7月21日、太陽光発電設備のメンテナンスサービス「ソラパト」において、台風・豪雨・地震などの大規模な自然災害に被災した太陽光発電所の無償診断を開始すると発表した。

 ここ数年の大規模災害の影響で太陽光発電設備の浸水・破損・停止といった被害が多数発生しており、特に浸水した場合は感電の危険性もあり近隣住民に被害が及ぶことが懸念される。停止した発電設備の復旧や、飛散した太陽光パネルなどの撤去にも危険が伴う場合があり、専門家のいち早い対応が望まれることから、今回無償診断の取り組みを開始した。

 対象となるのは自然災害に被災した野立ての太陽光発電所で、パワーコンディショナー(PCS)の稼働状況の確認やパネルの絶縁抵抗測定などの電気的な確認、および目視による不具合の有無を確認する。また、その場で簡単に行える調整作業や不具合への対応、修繕が必要な箇所の報告、メーカー修理が必要な場合のサポート情報を提供する。

 他社が施工した発電所やメンテナンス契約を結んでいない発電所も対象とする。なお、無償診断は電気的な安全を診断するものであり、発電性能は診断しない。部材や製品の交換や修繕、発電性能の点検や復旧工事は無償診断の範囲外となり、同社が有償で対応するほか、他の業者に依頼することも可能としている。

 ソラパトは、エネテクが展開する太陽光発電O&M(運営・保守)ブランドで、電気保安法人として全国で初めてJET PV O&M認証事業の登録保守点検業者として登録された。ドローンや屋外EL検査機など最新の検査技術・機器を積極的に取り入れており、全国5000件以上の施工・メンテナンス実績がある。

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