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自然電力、ブラジルでメガソーラー稼働、ドラッグストアに供給

2020/08/07 00:04
工藤宗介=技術ライター
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エルジ・ポルテラ
(出所:自然電力)
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 自然電力(福岡市)は8月4日、ブラジルの出力1.101MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が完工したと発表した。自然電力グループにとって、ブラジル国内で2件目の太陽光発電所となる。

 発電所名は、「エルジ・ポルテラ(ELZI PORTELA)」で、ブラジリア州において2019年11月から建設してきたもの。

 現地パートナー企業であるエム・エス・コンストリア・サポーチ(MS Consultoria e Suporte)との合弁会社シゼン・エネルジア・ドゥ・ブラジル(Shizen Energia do Brasil)と、現地の不動産開発会社であるエスパス・イプシロン(Espaço Y)による共同開発。7月27日に系統接続を完了し、8月中に商業運転を開始する予定。

 太陽光パネルは、中国ライセンエネルギー(Risen Energy)製を採用した。発電した電力は、遠隔ネットメータリングシステムを通じて、ブラジリア州内のドラッグストアチェーン「ドロガフジ(DROGAFUJI)」66店舗に供給する。ドロガフジでは、20%程度の光熱費の節約が期待される。

 ブラジルは、2018年時点で世界上位10カ国に入るエネルギー消費国で、今後数年間にわたって電力需要の増加が見込まれる。また、ブラジルにおける再エネ発電は、水力発電を中心に発電容量全体の80.3%を占める。

 ブラジル政府は、2012年から太陽光発電や風力発電など他の発電方法について積極的な支援を行っている。特に太陽光発電は2020年5月時点で5764MWまで導入が進んでおり、日射量のポテンシャルの高さ(日本の1.4倍)から更なる導入拡大が見込まれる。

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