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米原市で小水力発電、奥伊吹観光と関電子会社が共同で

2020/08/09 23:44
工藤宗介=技術ライター
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奥伊吹発電所の完成イメージ
(出所:奥伊吹観光)
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起工式の様子
(出所:奥伊吹観光)
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 スキー場「グランスノー奥伊吹」などのレジャー施設を運営する奥伊吹観光(滋賀県米原市)と関西電力グループ会社のKANSOテクノス(大阪市)は、淀川水系・姉川支流 瀬戸谷川に小水力発電所「奥伊吹発電所」を建設する。7月29日に竣工式を開催した。

 最大出力199kWの水路式発電所で、年間発電量は1350MWhを見込む。一般家庭約450世帯分に相当し、年間約620tのCO2削減効果が見込まれる。発電した電気は、固定価格買取制度(FIT)を用いて関西電力に全量売電する。売電単価は34円/kWh。

 2月14日に合弁会社「奥伊吹水力発電合同会社」を設立し、7月1日に着工した。発電所の取水口、導水管、土木工事一式は草野組が担当する。発電設備メーカーおよび建屋建設業者は現在選定中。2022年6月に運転を開始する予定。

 奥伊吹観光によると、自社運営するレジャー施設(グランスノー奥伊吹、グリーンパーク山東、グランエレメントなど)で使用する年間電気使用量は1100MWhであることから、20年間のFITによる買取期間満了後は電力の自給自足を目指すという。

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