太陽HD、埼玉県川島町で水上太陽光、売電単価14円

2020/08/12 09:01
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
「白井沼貯水池」の水上太陽光発電所
(出所:太陽ホールディングス)
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「浅間貯水池」の水上太陽光発電所
(出所:太陽ホールディングス)
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 太陽ホールディングス(太陽HD)は8月7日、子会社の太陽グリーンエナジー(埼玉県嵐山町)が、埼玉県において2カ所の水上設置型太陽光発電所の商業運転を開始したと発表した。

 2カ所とも、埼玉県比企郡川島町にある貯水池を活用した。いずれも7月9日に売電を開始していた。

 太陽グリーンエナジーにとって、12~13カ所目となる稼働済み太陽光発電所で、すべて水上設置型になる。今回の稼働によって、太陽HDグループの太陽光発電所の年間予想発電量は、合計で約22GWhに拡大した。

 川島町にある「白井沼貯水池」では、出力約759.2kWの水上型太陽光発電所が稼働した。年間発電量は約99万6000kWhを見込んでいる。

 もう1カ所は、川島町にある「浅間貯水池」で、こちらも「白井沼貯水池」と出力は同じ約759.2kWで、年間発電量も約99万6000kWhと同量を見込んでいる。

 2カ所とも固定価格買取制度(FIT)に基づく売電単価は14円/kWh(税抜き)と、2019年度に認定を受けた案件で、東京電力パワーグリッドに売電している。

 太陽グリーンエナジーの最近の稼働案件は、設備認定をはじめとする許認可を取得済みの水上太陽光発電プロジェクトを開発事業者から買収して事業化したものが多かったが、今回は地元の埼玉県内で、開発初期から自社で手掛けた。

 いずれもEPC(設計・調達・施工)とO&M(運用・保守)サービスは、東和エネルギーソリューション(さいたま市大宮区)に委託した。同社は、埼玉県内などで水上型太陽光発電関連の実績が多い東和アークスの100%子会社である(関連コラム)。

 太陽光パネルは韓国のShinsung E&G製、パワーコンディショナー(PCS)はサンケン電気製、フロートは韓国のScotra製を採用した。