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Jパワー、米で950MWの太陽光、豪州でも再エネ参入

北海道苫前町の風力発電所は更新へ

2020/08/17 18:32
工藤宗介=技術ライター
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苫前ウィンビラ発電所
(出所:Jパワー)
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 電源開発(Jパワー)は8月5日、米国の現地法人JパワーUSAディベロップメント(JPUSA:J-POWER USA Development)を通じて、米テキサス州で2地点目となるメガソーラー(大規模太陽光発電所)開発プロジェクトに着手したと発表した。

 同プロジェクトは、JPUSAが現地の太陽光開発デベロッパーであるAP Solarが共同開発するもので、ヒューストン市の南西約200kmに位置する。太陽光パネルの出力は500MW規模、連系出力は400MWになる。2021年後半に建設開始、2023年弐運転開始する見込み。

 テキサス州は日射量が豊富で、電力需要の伸びも期待できることから太陽光発電所の開発が増加している。同社はすでにヒューストン市の南西約60kmに位置するWharton地点にパネル出力490MW、連系出力350MWのメガソーラープロジェクトを計画しており、今回、公表した案件を合わせると、パネル出力で合計950MWとなる。

 また、8月3日にオーストラリアの再生可能エネルギー企業であるジェネックス パワー(Genex Power)と株式引受契約を締結したと発表し、同国での再エネ事業に参入した。

 国内では、8月7日、電源開発の100%出資子会社であるジェイウインド(東京都中央区)が北海道苫前町にある風力発電所「苫前ウィンビラ発電所」の設備更新工事を開始したと発表した。新型の大型風車を導入し性能を向上させる。

 苫前ウィンビラ発電所は、Jパワーグループ初の商用風力発電所として、2000年12月に運転を開始し、これまで20年間にわたって運転してきた。今回、設備の高経年化を踏まえて設備を更新する。

 現在19基ある風車(単機出力1.65MWおよび1.5MW)を、国内最大級となる単機出力4.3MWの風車8基に建て替える。総出力は、現在と同出力の30.6MWになる。風車はシーメンスガメサ製を採用する。2022年12月の運転開始を目指す。

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