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トリナ、太陽電池セルの生産能力を10GW増強、年産26GWに

2020/08/20 12:29
工藤宗介=技術ライター
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Vertexモジュール
(出所:トリナ・ソーラー)
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 太陽光パネル大手の中国トリナ・ソーラーは8月18日、中国江蘇省の塩城経済技術開発区管理委員会と投資協力契約を締結したと発表した。高効率タイプの210mm太陽電池セル(発電素子)の年間生産能力を10GW増強する。

 契約に伴いトリナ・ソーラーは、江蘇省塩城市にある太陽電池セルの生産拠点の生産能力を7.6GW増強し、海外でのセル生産能力を2.5GW上乗せする。さらに、既存の塩城工場の生産能力も2.4GW拡大する。

 これらの生産能力増強により、2021年末までに同社の年間生産量は26GWに達する見通しで、うち70%が高効率タイプの210mmセルとなる。10GWの210mmセルは、同社の太陽光パネルモジュール「Vertex 600W+」の新製品シリーズに使用される。

 同社は、重要拠点である太陽光発電科学技術研究室の研究・開発体制を利用し、大型セルおよび太陽光パネル(モジュール)分野への研究・開発投資を強化することで、2021年初頭にも新しく構築したPERC(裏面不動態式)セルで平均変換効率23%を達成する計画。

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