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羽村市でバイオガス発電、食品廃棄物をメタン発酵

2020/08/24 20:59
工藤宗介=技術ライター
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羽村バイオガス発電所
(出所:日本アジア投資)
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 日本アジア投資は8月19日、同社の投資先である西東京リサイクルセンター(NRC、東京都羽村市)が産業廃棄物処分業許可を取得し、食品廃棄物を使ったバイオガス発電事業を開始したと発表した。

 NRCが運営する「羽村バイオガス発電所」は、食品関連事業者から対価を得て食品廃棄物を受け入れ、メタン発酵により減量・減容するとともに、生成したメタンなど可燃性のガス(バイオガス)を燃料にガスエンジン発電機を稼働して発電する。

 最大日量80tの食品廃棄物を処理でき、出力は1.1MW。発電設備(ガスエンジン)はドイツの2G Energy製で、EPC(設計・調達・施工)サービスは野里電気工業(大阪市)が担当した。

 発電した電力は固定価格買取制度(FIT)によって買取単価39円/kWhで売電し、発電に伴う熱は場内で有効利用する。また、メタン発酵で減容した後の廃棄物(消化液)は、最終処分業者を通じて堆肥として再利用する。

 食品廃棄物の処理は8月18日から開始し、発電は2020年末に開始する予定。日本アジア投資は、再生可能エネルギー、スマートアグリ、ヘルスケア、ディストリビューションセンターを重点分野として投資活動を行っている。

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