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埼玉で約40MW・熊本で45MWのメガソーラー、法アセスを審議

2020/08/26 13:23
工藤宗介=技術ライター
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土地利用計画図
(出所:さいたま小川町メガソーラー環境影響評価調査計画書・補足説明資料)
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土地利用計画図
(出所:一条メガソーラー熊本菊池発電所事業に係る環境影響評価方法書・補足説明資料)
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 経済産業省は、8月12日に第2回、8月25日に第3回の環境審査顧問会 太陽電池部会を開催し、メガソーラー(大規模太陽光発電所)2件について環境影響評価方法書の書類審議を実施した。

 第2回会合では、埼玉県小川町の出力39.6MWの「さいたま小川町メガソーラー」を審議した。同発電所は、単結晶シリコン型太陽光パネルを約9万枚、パワーコンディショナー(PCS)を40台設置する。事業主体はエトリオン・エネルギー3合同会社(埼玉県寄居町)。

 計画地は傾斜地形が広く分布することから、架台に載せる太陽光パネルの枚数を変える、架台の角度を変えるなどの設計により、地形に沿って設置する方針という。また、切土盛土のバランスに配慮し、外部からの土砂搬入を居力減らす。調整池は10カ所に設置する。着工から工事完了まで約3年4カ月、工事完了後の調整試験を1カ月予定する。

 第3回会合では、熊本県大津町の出力45MWの「一条メガソーラー熊本菊池発電所」を審議した。多結晶シリコン型太陽光パネルを約17万8000台、PCSを23台設置する。事業主体は一条工務店(東京都江東区)。

 造成工事では、できる限り現状のままの地形を利用し、切土盛土の量を最小限に抑える計画。また、工事関係車両は国道57号および阿蘇ミルクロードを経由し、工事時間帯は原則8時から18時まで、日曜日は工事を行わないなど、周辺地域の生活環境に配慮する。着工から運用開始まで約3年半の予定で、2024年度半ばに運転開始する計画。

 メガソーラーの環境影響評価(アセスメント)は、従来の条例によるものに加え、2020年度から連系出力40MW以上のメガソーラーのすべて、環境影響の大きい30MW以上の一部のメガソーラーに対して、国の法令による環境アセスが適用される。6月には法令アセス第1案件として、福島県郡山市の95MWの案件が審議された。

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