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カナディアン、独北部に10MWのメガソーラー着工

2020/08/26 22:47
工藤宗介=技術ライター
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カナディアン・ソーラーが国内で開発した太陽光発電所の例
鳥取大山のメガソーラー(出所:カナディアン・ソーラー・アセットマネジメント)
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 太陽光パネル大手のカナディアン・ソーラーは8月4日、ドイツ北部メクレンブルク=フォアポンメルン州に出力10MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Groß Siemz太陽光発電所」の建設を開始したと発表した。

 同州シェーンベルク市の近郊、高速道路(アウトバーン20)沿いの11haの土地に、同社の高効率単結晶シリコン型PERC(裏面不動態式)太陽光パネル2万2900枚以上を設置する。年間出力は、3000世帯以上の電力需要に相当する約10GWhを見込む。また、発電所の耐用年数で計算すると、約9万tのCO2削減効果となる。

 カナディアン・ソーラーがEPC(設計・調達・施工)を含むプロジェクト遂行の大部分を担当し、ターンキーソリューションを提供する。発電所の所有者はGS Solarで、2020年10月に系統連系する予定。運転開始後のO&M(運営・保守)サービスもカナディアン・ソーラーが提供する。

 カナディアン・ソーラーが全世界で開発・計画中のプロジェクトは、2020年6月30日時点で合計15.1GWになる。内訳は、北米が5.6GW、中南米が5.2GW、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域が2.5GW、日本が0.2GW、日本を除くアジア太平洋が1.8GW、中国が0.08GW。

 また、計画中(バックログ)は合計4.2GWで、すべて電力購入契約(PPA)や固定価格買取制度(FIT)の契約を締結済み、あるいは締結する可能性がかなり高い状況にある。開発中(パイプライン)は合計10.9GWで、これには開発中ではあるもののリスクが排除できていない初期~中期段階のプロジェクトも含まれる。

 このほかにも、開発・計画中の蓄電プロジェクトは合計4.7GW(計画中1.2GW、開発中3.7GW)となり、前期比でほぼ倍増した。カナディアン・ソーラーは「太陽光+蓄電池」システムを提供できる企業として、今後同分野におけるプレゼンスをさらに高めていくとしている。

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