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テスラの住宅用蓄電池、本格導入開始、太陽光と連携の例も

2020/09/01 17:06
加藤 伸一=日経BP 総合研究所 クリーンテックラボ
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山梨県の住宅の例。太陽光発電とEVも連携
(出所:テスラ)
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山梨の住宅の例。昼に貯めた太陽光発電電力を夜に利用
(出所:テスラ)
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山梨の住宅の例。夫婦と愛犬が住んでいる
(出所:テスラ)
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 米テスラの日本法人は8月25日、日本における住宅向け蓄電システム「Powerwall」の販売を本格的に開始したと発表した。

 これまで、欧米やオーストラリア、ニュージーランドなどで先行して展開してきた。

 日本でも、容量13.5kWhで「99万円」(消費税と設置費は別)というインパクトのある価格を前面に出して参入し、2020年春に設置を開始していた。

 出力は連続運転時で5kW、ピーク運転時は7kWで、「99万円」は蓄電池とパワーコンディショナー(PCS)、ゲートウェイ(制御システム)を合計したもの。

 100万円を切る価格設定で、国内で販売されている他の蓄電池システムに比べて価格競争力が高い(2019年秋の発表:国内住宅向けに「99万円」で参入、テスラの蓄電池戦略)。

 テスラは、主業の電気自動車(EV)でも、これまでの世界各国での住宅用蓄電池システムも、webを通じて直販している。

東京の住宅の例。スペースに限りがある中でも設置できる
(出所:テスラ)
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東京の住宅の例。スマートフォンで状況を確認
(出所:テスラ)
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 しかし、日本の住宅向けでは、国内の商慣習にあわせて、他国のような直販だけではなく、テスラによる「認定施工会社」による販売も並行している。

 テスラが「Powerwall」の販売と施工に関する能力を確認して認定している。今回は8社が認定済みとしている。国内参入を発表した2019年秋時点から3社増えた。

 今回、産業用の太陽光発電関連などで実績のある横浜環境デザイン(横浜市)も加わった。

 導入事例として、山梨県と東京都の住宅の例を公開した。このうち山梨県の住宅は、太陽光発電電力を蓄電池やEVに貯めて使っている。

 東京都の住宅は、太陽光発電設備を備えず、系統電力を貯めて使っている。

動画●太陽光発電電力を蓄電池とEVに貯める山梨県の住宅

(出所:テスラ)

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