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積水化学「RE100」加盟、2030年度に再エネ100%

2020/09/11 11:57
工藤宗介=技術ライター
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九州セキスイハイム工業の屋根上太陽光
(出所:積水化学工業)
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中四国セキスイハイム工業の屋根上太陽光
(出所:積水化学工業)
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 積水化学工業は8月27日、事業活動で使用する電力を再生可能エネルギー100%で賄うことを目指す国際イニシアチブ「RE100」に加盟したと発表した。

 これまで同社は、2019年4月に太陽光発電を設置した顧客住宅から余剰電力を買い上げ国内工場の電力として活用する「スマートハイムでんき」を開始。また、2020年4月にESG経営を基本戦略とした今後10年間の長期ビジョン「Vision2030」を策定した。

 今回、2050年に“生物多様性が保全された地球”を実現することを目指す環境長期ビジョン「SEKISUI 環境サステナブルビジョン2050」および2020~22年度の新環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate II」を策定。合わせて、気候変動課題への取り組みを社会全体で加速していくためにRE100に加盟したと説明している。

 今後、スマートハイムでんきの国内工場での活用に加えて、省エネおよび自家消費型再エネ電源の導入により、購入電力を削減した上で再エネ電力の調達を進めていく。中期計画完了時の2022年には購入電力の20%、2030年度には100%を再エネ由来電力に転換することを目指す。

 積水化学工業は今年1月、国内8カ所のグループ工場のうち4カ所に合計出力3.287MW自家消費型の太陽光発電設備を導入すると発表していた。4工場の年間使用電力量の約37%にあたる年間約3100MWhを賄い、約1720tの温室効果ガス排出量および約4300万円の電気料金が削減できる見込み。

 今年2月3日までに、東北セキスイハイム工業(宮城県亘理町)では725kW、中四国セキスイハイム工業(岡山市)では636kW、九州セキスイハイム工業(佐賀県鳥栖市)では820kWの太陽光設備が稼働した。また2021年2月に、セキスイハイム工業関東事業所(茨城県笠間市)で1107kWの設備を導入する予定。

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