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67haのメガソーラー建設地に無線LAN、作業を効率化

2020/09/11 13:30
工藤宗介=技術ライター
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現地に設置した無線LAN基地局
(出所:PicoCELA)
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 PicoCELA(東京都中央区)は9月2日、西松建設が手掛ける敷地面積67haのメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設地に無線LAN環境を構築したと発表した。土木工事の際に必要となる通信環境と建設現場を監視するためのカメラシステムが導入可能となり、現場作業の効率化と省人化を実現したと説明する。

 現地は東京ドーム約13個分という広大な面積に加えて山岳地であることから、現場管理職員が見回るのに何時間もかかり緊急時にリアルタイムでの現場の状況把握が難しいなどの課題があった。監視カメラシステムの導入には電源の確保が難しく、既存携帯キャリアの基地局もネットワークしていないため安定した通信が困難だった。

 PicoCELAは今回、建設土木・防災向け防塵・防水仕様の屋外無線LAN端末「PCWL-0410」11台、長距離通信を確保できる新製品の指向性アンテナ新製品10台を使用し、最大2kmの距離を無線LAN基地局とインターネット回線をつなぐバックホール通信で接続。敷地内のLAN配線は2カ所のみで無線LAN環境を構築した。

 専用監視システムは、大型モニターに表示されたマップ上をタッチするだけで各現場の様子がリアルタイムかつ複数拠点を同時に確認できる。監視カメラの方向は、画面上で指をスライドさせることで遠隔操作できる。PCWL-0410および専用監視システムへの電力供給は、太陽光パネルと蓄電池の電源システム「NETIS:KTK-170013-A」で対応した。

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