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三菱マテなど、ふじみ野市でバイオガス発電、食品残渣を活用

2020/09/15 22:00
工藤宗介=技術ライター
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NEFCバイオガス発電プラント
(出所:三菱マテリアル)
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 三菱マテリアルの連結子会社であるニューエナジーふじみ野(NEFC、埼玉県ふじみ野市)は、食品廃棄物を用いたバイオガス発電プラントを建設し、9月4日から営業運転を開始した。発電開始は10月以降の予定。

 食品工場や小売店などの食品関連事業者から排出される食品廃棄物を1日あたり40t処理し、得られたバイオガスを燃料に出力550kWのガスエンジン発電機を稼働する。発酵槽は国内メーカー製(社名は非公表)、ガスエンジン発電機は独2G製を採用した。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)を用いて売電する。買取単価は39円/kWh。また、処理過程で排出する廃プラスチック、汚泥などは三菱マテリアルのセメント工場で原料や熱エネルギー代替とし再資源化することで、最終処分廃棄物ゼロを目指す。

 三菱マテリアルは、2015年に環境省の補助事業として埼玉県本庄市でメタン発酵によるバイオガス発電の実証実験を実施。2018年4月には、埼玉県富士見市、ふじみ野市、三芳町で構成される入間東部地区事務組合が所有する浄化センター(し尿処理施設)の敷地の一部を借りてバイオガス発電事業を行うことで協定を締結した。

 NEFCは、三菱マテリアルが2018年5月に設立し、その後新たな出資先の追加などにより事業体制を強化してきた。現在の出資比率は、三菱マテリアルが75%、市川環境エンジニアリングが20%、コープデリ生活協同組合連合会が2.5%、生活協同組合コープみらいが2.5%。

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