ニュース

九電、マイクログリッド事業で米ベンチャーと資本提携

2020/09/17 20:20
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
エナネット(Enernet Global)のホームページ
(出所:Enernet Global)
クリックすると拡大した画像が開きます

 九州電力の100%子会社であるキューデン・インターナショナル(福岡市)は、米ベンチャー企業のエナネット(Enernet Global)に出資することを決定し、9月11日に戦略的パートナーシップを締結した。

 エナネットは、再生可能エネルギーや蓄電池などの分散型電源を組み合わせた最適な設備構成や、運用などを短期間で立案できる自社開発ソフトウエアなどを活用したマイクログリッド事業を展開する。主にアジア・オセアニア・カリブ海において、商工業分野の顧客を対象に案件を開発している。

 これまでにフィリピンで出力1.4MWの太陽光発電、0.25MWの蓄電池、ディーゼル発電を組み合わせたマイクログリッドプロジェクトを開発中のほか、2案件を契約済み。また、オーストラリアで出力64MWの一軸追尾型架台を採用したメガソーラー(大規模太陽光発電所)を契約済み、小水力発電のフィージビリティ・アセスメントを進めている。

 九州電力では、今回の協業により、マイクログリッド事業の共同開発などを推進していく。出資額および出資比率は非公表だがマイナー出資になるという。

  • 記事ランキング