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ファースト・ソーラー、那須地域にメガソーラー2件、合計58MW

2020/09/18 17:49
工藤宗介=技術ライター
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箭坪発電所の完成予想図
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン、東芝エネルギーシステムズ)
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池田発電所
(出所:ファースト・ソーラー・ジャパン、東芝エネルギーシステムズ)
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 米大手太陽光パネルメーカーFirst Solarの日本法人ファースト・ソーラー・ジャパン(東京都千代田区)と東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS、川崎市)は、栃木県那須エリアにメガソーラー(大規模太陽光発電所)2件を建設する。9月16日、両案件の建設工事に関する契約を締結した。

 栃木県那須塩原市の「箭坪(やつぼ)発電所」は出力約31.9MW、那須町の「池田発電所」は出力約26.2MW。発電した電力は、「電源接続案件募集プロセス(栃木県北部・中部エリア)」の制度のもと、固定価格買取制度(FIT)によって東京電力パワーグリッドに売電する。2023年4月に運転を開始する予定。

 両発電所とも、First Solar製の化合物薄膜太陽光パネルを採用する。パワーコンディショナー(PCS)のメーカーは非公表。また、東芝ESSは、発電所の建設とともに、First Solarのシステムと連携した監視システムを活用して適切な定期メンテナンスを実施する。

 両発電所とも事業主体はファースト・ソーラー・ジャパン。箭坪発電所は、東芝ESSがフルターンキー契約ですべての工事を受注する。地盤に合わせた最適な杭選定をすることで、低コストかつ信頼線の高い発電所を建設するとしている。

 池田発電所は、東芝ESSと青木あすなろ建設(東京都千代田区)によるJVにEPC(設計・調達・施工)を委託する。東芝ESSが変電機器・電気および架台設置工事を、青木あすなろ建設が造成工事を担当する。周辺環境への影響を考慮し、発電所内設備を周辺環境に調和した配色とするなどの対策を実施する。

 First Solarは、45カ国以上へ累計25GW以上の太陽光パネル出荷実績がある。また、日本法人のファースト・ソーラー・ジャパンは、2013年から活動を開始し、現在までに約600MWの太陽光発電所の開発実績がある。

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