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東京製鐵、3工場に太陽光、屋根置き国内最大級7MWも

2020/09/19 10:54
工藤宗介=技術ライター
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田原工場で稼働中のシーエナジーによるメガソーラーと、関電エネルギーソリューションによる風力発電
(出所:東京製鉄ホームページ)
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 東京製鐵は9月15日、宇都宮市と北九州市にある同社工場に屋根置き型太陽光発電設備を設置すると発表した。発電した電力は全量自家消費する。2021年2月に完成する予定。

 宇都宮工場は出力2MWを設置し、年間発電量は200万kWhの見込み。北九州市の九州工場は出力800kWを設置し、年間発電量は80万kWhを見込む。太陽光パネルおよびパワーコンディショナー(PCS)のメーカーは非公表。

 同社は、愛知県田原市にある田原工場でも太陽光設備の設置工事を進めている。出力は、屋根置きとして国内最大級となる7MW、年間発電量は700万kWhの見込みで、宇都宮・九州工場と同時期の2021年2月に完成する予定。田原工場には、すでに工場内の遊休地を利用して、外部企業が15MWの太陽光、6MWの風力発電を運用している。太陽光発電事業者はシーエナジー、風力事業者は関電エネルギーソリューションになる。

 このほか、岡山県倉敷市の岡山工場でも太陽光設備の設置を検討している。

 これらの設備投資は、長期ビジョン「Tokyo Steel EcoVision 2050」で示したアクションプランを具体化したもの。同ビジョンでは、積極的な省エネ投資や生産・調達・輸送プロセスの見直しなどでCO2排出原単位を毎年1%以上削減し、2030年に2013年度比40%減、2050年に同80%減を目指す。

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