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真庭市に68MWのメガソーラー計画、ヴィーナ・エナジー

2020/09/24 19:24
工藤宗介=技術ライター
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稼働した「常陸大宮太陽光発電所」
(出所:ヴィーナ・エナジー)
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 シンガポールの独立系再生可能エネルギー発電事業者であるヴィーナ・エナジーは、岡山県真庭市に最大で出力68.64MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を計画している。同社グループの日本再生可能エネルギー(東京都港区)が計画段階環境配慮書を公開した。縦覧期間は8月25日~9月24日。

 「真庭太陽光発電事業(仮称)」は、真庭市福谷・神代・荒田周辺のゴルフ場を含む約230haに、太陽光パネルを最大14.2万枚、パワーコンディショナー(PCS)を26台設置する。発電所設備の具体的な配置計画は現時点では未定だが、配置の可能性のある範囲が全て含まれるように事業想定区域を設定した。

 事業主体は、日本再生可能エネルギーが代表社員を務める合同会社NRE-46インベストメント(東京都港区)。太陽光パネルは、中国トリナ・ソーラー製の単結晶505Wを採用する予定。系統連系は、中国電力の既設鉄塔へ行う。建設工事期間は着工後15~18カ月を想定し、2026年3月末に営業運転を開始する予定。

 岡山県では、2017年に「新岡山県環境基本計画第2次改訂版(エコビジョン2020)」を策定し、主要施策のひとつに太陽光発電の導入促進を挙げている。また同年、「おかやま新エネルギービジョン(改定版)」の重点分野に太陽光発電を位置付け、家庭や地域への太陽光発電の導入拡大を目指している。2019年には「岡山県太陽光発電施設の安全な導入を促進する条例」を制定した。

 一方、実施予定地である真庭市では、2015年に「真庭市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例」を制定した。同条例では、自然環境および生活環境の保全と再エネ利用との調和を図るための必要事項を定めている。

 ヴィーナ・エナジーは今年3月13日、茨城県常陸大宮市に出力41MWのメガソーラー「常陸大宮太陽光発電所」を建設し、商業運転を開始したと発表している。

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