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巻いて収納できる「太陽光発電シート」、小松市が流し船に採用

2020/09/25 19:48
工藤宗介=技術ライター
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小松市が9月から運航した渡し船
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船屋根に設置した太陽光シート
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太陽光シートの収納状態
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メタルビー採用のサンシェード
(出所:小松マテーレ)
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 小松マテーレ(石川県能美市)と石川県小松市は、柔軟性が高く巻いて収納できる携帯用太陽光発電シート「METALBY(メタルビー)」を共同開発した。9月18日に小松市役所で発表会を開催した。

 非常に薄いアモルファス(非晶質)タイプの太陽電池セル(発電素子)を採用した。USBコネクターを装備し、さまざまな電子機器の電源として利用できる。出力は20×20cmのシート1枚あたり2.5W。4枚組のシート(出力10W)の場合、晴天時に約2時間でスマートフォンを満充電できるという。

 小松市は、9月から流し船を運航するにあたり電源が必要になることから小松マテーレの太陽光発電シートを採用した。さらに、小松市が災害時の避難所や停電時の非常用電源としての活用を提案したことが、モバイル機器に充電可能なメタルビーの開発につながった。

 提案を受けて小松マテーレは、テントの天部から吊り下げるアウトドアシートや自動車のフロントガラスに吸盤で装着するサンシェードのほか、パラソルや空調服、バッグといったメタルビー搭載製品を開発した。具体的な販売価格や時期などは現在検討中。

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