テス・エンジニアリング(大阪市)は、茨城県牛久市に出力約29.4MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「茨城牛久メガソーラー発電所」を建設し、10月1日から発電事業を開始した。
東京ドーム8個分の敷地面積約38万m2に、太陽光パネルを9万6384枚設置した。年間発電量は初年度で約3268万kWhを見込んでいる。一般家庭約1万990世帯分に相当し、年間約1万5948tのCO2排出削減効果となる。
太陽光パネルは京セラ製の単結晶シリコン型、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製を採用した。発電した電力は東京電力エナジーパートナーに全量売電する。固定価格買取制度(FIT)の売電単価は36円/kWh。
EPC(設計・調達・施工)およびO&M(運営・保守)サービスはテス・エンジニアリングが自社で行う。事業主体は、同社の連結子会社である合同会社茨城牛久ソーラーパワー。同社グループでは、同発電所を含めて全国54カ所、合計約188.7MWの太陽光発電所を開発・運営している。