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太陽光発電で空調、「農業用ソーラーハウス」が睦沢町に完成

2020/10/05 20:38
工藤宗介=技術ライター
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次世代農業用ソーラーハウス
(出所:チェンジ・ザ・ワールド)
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太陽光発電を空調電源に活用する
(出所:チェンジ・ザ・ワールド)
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 チェンジ・ザ・ワールド(山形県酒田市)は9月30日、千葉県睦沢町で建設を進めていた「次世代農業用ソーラーハウス」が完成したと発表した。太陽光発電システムを搭載し、電源に活用する。10月中旬ごろから太陽光の電力による空調設備の稼働を開始する。

 太陽光パネルを36枚搭載し、合計出力は10kW。発電電力を用いてハウス内の温度を管理することで、通年で安定した農作物の生産が可能という。すでにトマトの栽培を開始している。太陽光パネルは中国トリナ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は田淵電機製を採用した。

 高さ2.1m×間口3.6m×奥行き50m。構造材に太陽光パネルの架台を用いて周囲にビニールを貼った。通常の農業用ビニールハウスと比べて耐久性に優れるという。睦沢町では、2019年の台風で農業用ハウスが倒壊する被害があった。

 今後は作業場、直売所、ジューススタンドを設置し、観光農園として運営していく。また、改良型のソーラーハウスを5棟程度増築する計画もある。構造材となる架台の形状を最適化するなど、製品としての完成度を高め、全国の農家や農業法人向けへの販売を目指す。

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