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シンガポール社、今後5年間で2GWの再エネに投資

2020/10/08 13:42
工藤宗介=技術ライター
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トラフィグラ・グループ(Trafigura Group)のホームページ
(出所:Trafigura Group)
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 シンガポールの独立系商社であるトラフィグラ・グループ(Trafigura Group)は9月28日、世界での太陽光発電、風力発電、電力貯蔵プロジェクトに投資するための新会社「Nala Renewables」を設立したと発表した。

 新会社は、今後5年以内に合計2GWの稼働中および開発中の再生可能エネルギープロジェクトのポートフォリオを構築する目標を掲げている。すでにトラフィグラが事業を展開している市場、主に欧州、アジア、一部の新興市場において、再エネプロジェクトを特定、建設、運営していく。また、ポートフォリオの投資プロファイルに適合する資産や企業の取得も行う。

 このほかにも、トラフィグラ・グループが世界各地で運営する鉱業、港湾、製錬インフラ資産と接点のあるプロジェクトの建設・運営も手掛ける予定。再エネによる電力はこれらの施設に供給される。トラフィグラは、新会社に対して開発初期段階にある250MW規模のプロジェクトを供出するとともに、長期の供給契約を締結する。

 オーストラリアの資産運用会社IFMインベスターズとの合弁会社となる。両社は、2018年にマルチモーダル輸送事業の合弁会社インパラ・ターミナル(Impara Terminals)を設立しており、今回のNala Renewablesにおける合弁は、両社の関係を一層深めるものと説明している。

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