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福島市に9MWのメガソーラー稼働、米再エネ大手とSBエナジーの合弁

2020/10/10 12:30
工藤宗介=技術ライター
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クイーンズ太陽光発電所
(出所:SBエナジー)
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ソフトバンク群馬吾妻長野原ソーラーパーク
(出所:SBエナジー)
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 インベナジー・ジャパン合同会社(東京都千代田区)とSB エナジー(東京都港区)は、福島市で出力約9.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「クイーンズ太陽光発電所」を建設し、10月2日に営業運転を開始した。

 同合同会社は、米国の再生可能エネルギー、蓄電システム開発、運営事業者インベナジー(Invenergy Investment Holdings)の日本法人。SB エナジーは、ソフトバンクグループで再生可能エネルギー事業などを展開する。

 元の用地はゴルフ場で敷地面積は約24万m2。年間発電量は、一般家庭約2715世帯分に相当する約977万4600kWhを見込む。事業主体は、インベナジー・ジャパンが60%、SBエナジーが40%出資して設立した特別目的会社(SPC)「クイーンズ・ソーラー・エナジー合同会社」となる。

 太陽光パネルは中国インリー・グリーンエナジージャパン製、パワーコンディショナー(PCS)は独SMAソーラーテクノロジー製を採用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは京セラコミュニケーションシステムが担当した。固定価格買取制度(FIT)による買取単価は36円/kWh。

 インベナジー・ジャパンは、2013年から日本で太陽光と風力発電の開発、建設している。米インベナジーおよび関連会社は、世界7カ国で合計25GWの再エネその他のクリーンエネルギーによる発電所および蓄電池設備の開発・保有・運転を行っている。

 また、SBエナジーは、群馬県長野原町に出力約2.1MWのメガソーラー「ソフトバンク群馬吾妻長野原ソーラーパーク」を建設し、10月1日に営業運転を開始した。元の用地は山林・畑で敷地面積は約4万1000m2。年間発電量は、一般家庭715世帯分に相当する約257万3000kWhを見込む。太陽光パネルは中国LONGi Solar Technology製、PCSは中国ファーウェイ製を採用した。EPCはSBエナジーによる分離発注。買取単価は32円/kWh。

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