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米マクサー、衛星による気象情報、太陽光・風力の発電量予測も

2020/10/10 12:52
工藤宗介=技術ライター
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気象データのイメージ
(出所:米マクサー・テクノロジーズ)
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 米マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は10月5日、静止軌道衛星から取得したデータに基づく気象予測情報を提供するクラウド型プラットフォーム「WeatherDesk(ウェザーデスク)」の国内提供を同日開始したと発表した。価格および販売方法は要問い合わせ。

 気温観測および予測データ、降水量、風速、台風やハリケーンなど、世堺各地の幅広い気象データを配信するサブスクリプションサービス。直感的なユーザーインタフェース(UI)により、常時変動する気象条件や長期的な気象の影響を先取りして把握できる。

 また、特定地域および災害などの脅威に関する簡潔かつ専門的な分析レポート、ユーザー自身が可視化・分析ツールを構築するために活用できるアプリケーション、ユーザーシステムの内部プロセスへデータと取り込む(インジェスチョン)ための高精度データを提供するデータサービスも実装する。

 このほかにも、世界1万カ所以上の測候所から収集された観測データと気象予測データ、世界規模の気象予測数値モデルに基づくリアルタイム気象モニタリングと気象予測、1950年以降の長期間の気象データが確認できるアナログ気象ツール、風力・太陽光発電における発電量変化を1時間ごとに予測したデータなどを提供する。

 再生可能エネルギー事業者にとっては、消費電力量の予測と、風力・太陽光発電での再生可能エネルギー発電量を比較することで、公益事業帯のリスク管理を実行できる。また、ダム運営事業者や電力インフラ事業者にとって、インフラ供給計画を事前に立案するのに活用できるという。

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