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岐阜県神戸町で7.5MWの木質バイオマス発電、県内産の間伐材で

2020/10/13 13:34
工藤宗介=技術ライター
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未利用の間伐材を活用する
(写真はイメージ)(出所:日経BP)
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 丸紅と中部電力は、岐阜県神戸町に木質専焼バイオマス発電所「ごうどバイオマス発電所」を開発する。9月25日、両社が設立した特別目的会社(SPC)ぎふ西濃グリーンパワー合同会社(東京都中央区)が神戸町と公害防止協定を締結するともに、大垣共立銀行および十六銀行と融資契約を締結した。

 出力は7.5MW、年間発電量は一般家庭約1.7万世帯分に相当する約5300万kWhの見込み。燃料は、主に県内産の未利用間伐材などを用いた木質チップを用いる(一部に県外産、一般材も含む)。ボイラーおよび発電機のメーカーは非公表。帝人・揖斐川事業所の敷地内に建設する。

 発電した電力は、固定価格買取制度(FIT)に基づき中部電力パワーグリッド(名古屋市)に売電する。買取単価は、未利用材由来が32円/kWh、一般材由来が24円/kWh。本工事開始は2021年10月、運転開始は2023年3月の予定。

 事業主体のぎふ西濃グリーンパワー合同会社は、丸紅の100%子会社である丸紅クリーンパワーが50%、中部電力が50%出資して9月に設立した。今後、公害防止協定に基づき、公害防止と環境保全の取り組みについて神戸町と緊密に連携しながら計画を進めていくとしている。

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