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霧島市に約100MWのメガソーラー計画、法アセスを審議

2020/10/23 11:03
工藤宗介=技術ライター
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事業実施区域
(出所:霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所事業・環境影響方法書・補足説明資料)
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 経済産業省は10月22日、第5回の環境審査顧問会 太陽電池部会を開催し、鹿児島県霧島市のメガソーラー(大規模太陽光発電所)「霧島市田口・大窪地区メガソーラー発電所事業」について、環境影響評価方法書の書類審議を実施した。

 同事業は、太陽光パネルの出力約96.8MW、連系出力は80MW級になる。事業主体はSEJ IV合同会社。

 霧島市霧島田口および大窪地区の134万6535m2のうち、約54%にあたる72万6723m2を改変し、63万2816m2に太陽光パネルを設置。一方、外縁部を中心に61万9812m2の森林を残し、改変区域の一部の法面を緑地に復元することで約47%を緑地とする計画。

 太陽光パネル25万8133枚、パワーコンディショナー(PCS)1270台、昇圧変圧器32台、送変電設備1施設(主変圧器)、調整池7カ所(合計調整容量約8.5万m3)を設置する。調整池の設計は、森林法および都市計画法に基づいて行い、今後鹿児島県と協議して決定する。

 伐採した樹木は、再利用可能な木材は薪材やパルプ材として売却、その他木材は必要に応じてチップ化し、濁水流出の追加的な対策が必要と考えられる場所に適量敷設する。チップ化できない枝葉などは、関係法令を遵守して適切に廃棄処分する。

 工事開始から稼働開始まで約2年間の予定。1年次は、まず調整池・擁壁の設置を3~4カ月間で実施した後、仮設道路の設置工事、伐採工事を1~2カ月、土工事、排水工事などを約7カ月実施する。2年次には太陽光パネルの設置工事、電気工事を行う計画。

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