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有機薄膜太陽光パネルを比較検証、Looopと立命館大

2020/10/23 11:50
工藤宗介=技術ライター
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実証実験の様子
(出所:Looop)
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異なったタイプの太陽光パネルを比較検証する
(出所:Looop)
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有機薄膜太陽光パネル
(出所:Looop)
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 Looop(東京都台東区)は10月22日、立命館大学との共同研究として、有機薄膜太陽光パネルを屋外の建築物へ設置する実証実験を行うと発表した。フレキシブルな薄膜系パネルの「曲げ」が発電量にどのような影響を与えるか定量的に明らかにし、設置方法の工夫により出力を最大化する手法を検討する。

 最初の実験として、滋賀県草津市にある立命館大学びわこ・くさつキャンパス内のバス停留所の屋根に、有機薄膜型、結晶シリコン型、CIS化合物型といった複数タイプの太陽光パネルを設置する比較実験を10月21日に開始した。

 有機薄膜パネルは独ヘリアテック(Heliatek)製を採用した。薄いフィルム状の形状で環境負荷が少なく、設置場所に直接、貼り付けられる。また、軽量で曲げることが可能で、荷重制限のある場所にも設置できるという。

 多種類のフレキシブル太陽光パネルの特性比較や、平面・曲面特有の性能比較、オフグリッドシステムの評価を実施する。今後は住宅などにも設置して実験を行う予定。実験結果や実験を通じて得られた設置ノウハウをもとに次世代向け製品の開発を目指す。

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