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横浜市、秋田県八峰町と再エネ調達で協定、市内事業者に供給

2020/10/24 07:31
工藤宗介=技術ライター
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電力供給のスキーム
(出所:横浜市)
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 神奈川県横浜市は10月22日、秋田県八峰町と再生可能エネルギーに関する連携協定を締結すると発表した。八峰町の「峰浜風力発電所」で発電された電力を横浜市内の6事業者に供給する。締結日は10月29日の予定。

 固定価格買取制度(FIT)を通じて東北電力に売電される峰浜風力発電所の電力を、特定卸供給契約を結んだ小売電気事業者のみんな電力が仲買して横浜市内の事業者に供給する。みんな電力のブロックチェーンを活用した技術により電力の産地証明が可能になっている。

 峰浜風力発電所は、最大出力2.89MW(単機出力2.5MW×2基)で、一般家庭4000世帯相当の電力を供給する。事業主体は、ウェンティ・ジャパン、JR東日本エネルギー開発、大森建設が出資するウェンティ・パル八峰合同会社。2019年5月に商業運転を開始した。

 電力供給先は、オオスミ本社、コメダ「珈琲所コメダ珈琲店横浜江田店」、特定非営利活動法人こらぼネット・かながわ「神之木地区センター」「菅田地区センター」、シマミネコーポレーション「シマミネ元町本店」、日本郵船「横浜港大黒C-3ターミナル」、公益財団法人・横浜YMCA「湘南とつかYMCA」。

 横浜市は、「横浜市地球温暖化対策実行計画」において、2050年の脱炭素を目指す「Zero Carbon Yokohama」を掲げ、持続可能な大都市モデルの実現に向けた取り組みを進めている。2019年2月には、豊富な再エネ資源を持つ東北12市町村と連携協定を締結した。八峰町は13件目の連携協定となる(関連記事:横浜市が東北12市町村と協定、地方の再エネ「囲い込み」)(関連記事:軽米町に稼働した国内最大「山間メガソーラー」、高速道挟んで130MW)。

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