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高島市の流通店舗に自家消費太陽光、停電時に自立運転

2020/10/28 18:47
工藤宗介=技術ライター
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オンサイト型自家消費太陽光発電サービスのイメージ
(出所:AOIエネルギーソリューション)
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 AOIエネルギーソリューション(福井市)は10月21日、PLANTが滋賀県高島市に運営する食品スーパー・ホームセンター複合店「スーパーセンター PLANT高島店」にPPA(電力購入契約)モデルによるオンサイト型自家消費太陽光発電サービスを提供すると発表した。2021年2月に稼働する予定。

 同店の屋根上に出力685.44kWの太陽光発電設備を設置し、需要家とPPAを締結。発電した電気を供給し、需要家はエネルギーサービス料を支払う仕組み。発電設備はAOIエネルギーソリューションが所有し、保守やメンテナンスを行う。契約期間は20年間。

 BCP(事業継続計画)対策として、停電時に太陽光発電設備が自立運転する機能を備えた。災害などによる停電時でも最低限の事業活動が可能。また、屋根に太陽光パネルを設置することで、夏場の遮熱効果、空調電力使用の抑制も期待できる。

 年間発電量は63万631kWhを見込む。同店の年間電力使用量の約22%を賄い、年間341.5tのCO2削減効果となる。太陽光パネルは中国ジンコ・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製および安川電機製(自立運転用)を採用する。

 環境省の「サプライチェーン改革・生産拠点の国内投資も踏まえた脱炭素社会への転換支援事業(二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金)」に採択された。補助金は、利用料低減の形で需要家に還元するという。

 AOIエネルギーソリューションにとって、オンサイト型自家消費太陽光発電サービスの第1号案件になる。今後1年間で10件程度の受注を目指すという。

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