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積雪4m超に対応、壁面設置の太陽光パネル新工法

2020/10/28 19:18
工藤宗介=技術ライター
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積雪4m地域イメージ
(実際の長野県飯山市山間部の写真ではない)(出所:デルタ電子)
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施工中の様子。南西面と東西面に太陽光パネルを設置した
(出所:デルタ電子)
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 デルタ電子(東京都港区)とスワロー工業(新潟県燕市)は、積雪4m超の豪雪地に対応する住宅用の「太陽光ハイブリッド蓄電システム」を共同開発した。長野県飯山市の山間部にある既築住宅に設置し、発電モニタリングを開始した。10月28日に発表した。

 一般的な太陽光パネルの最大積雪荷重は5400Paで積雪2m以下を想定した設計となっている。一方、特殊強化パネルはコストが極めて高額になり経済性が大きく損なわれるという課題があった。今回、雪が積もらず雪下ろしをしなくても発電が期待できる、軒下・壁面設置をベースとした新工法を開発した。

 スワロー工業の陸屋根・平地設置用架台「SKフレーム」をベースに、軒下・壁面に設置できる「SKソーラー・ウォール」を開発した。基本構造はSKフレームのままで、各社の太陽光パネルに対応する。発電量を高めるため10~30度の傾斜角を付けることが可能。また、パワーコンディショナー(PCS)と蓄電池を組み合わせたハイブリッド蓄電システムを採用し、雪で閉ざされ停電になっても電力を確保できる。

 出力5.44kWのハンファQセルズ製太陽光パネルと、定格容量5.9kWのPCSと容量5.6kWhの蓄電池を組み合わせたデルタ電子製のハイブリッド蓄電システム「SAVeR-H」を採用した。太陽光パネルの傾斜角は20度で、一般的な壁面・垂直設置と比べて約20%強の日射量を獲得できるという。

 SKソーラー・ウォールはスワロー工業を通じて、ハイブリッド蓄電システムはデルタ電子の販売代理店を通じて購入可能。なお、現時点では、太陽光パネルとSKソーラー・ウォール、ハイブリッド蓄電システムをセットにした豪雪対応パッケージシステムの販売は計画していない。

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