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アンゴラの太陽光プロジェクト、日立ABBが変電設備を納入

2020/10/30 19:11
工藤宗介=技術ライター
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日立ABBパワーグリッドのホームページ
(出所:日立ABBパワーグリッド)
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 スイスの日立ABBパワーグリッド(Hitachi ABB Power Grids)は10月26日、アンゴラの太陽光発電プロジェクトにおいて、太陽光発電所を送電網に接続するための変電設備を納入すると発表した。同国エネルギー・水省の委託を受けて同プロジェクトを推進する、ポルトガルの建設事業者MCAグループのエム・クート・アルベス(M.Couto Alves)から受注した。2022年までに完了する予定。

 アンゴラは、アフリカで7番目に大きい国で人口は約3000万人。近年経済成長が著しく、再生可能エネルギーの導入や農村部の電化などを推進している。今回のプロジェクトは、国内7カ所に合計287MWの太陽光発電所を建設するもので、サハラ以南のアフリカで最大規模になる。

 日立ABBパワーグリッドは、7カ所全ての太陽光発電所に対して、変電設備の設計、供給、試験、試運転サービスを提供する。スウェーデン輸出信用銀行とスウェーデン輸出信用債権庁によるスウェーデン政府輸出信用支援制度のもとで資金を調達した。

 日立ABBパワーグリッドの前身は、スウェーデンで1900年に設立された電気設備会社エレクトリスカ・アクティエボラゲット・マグネット(Elektriska Aktiebolaget Magnet)。スウェーデンのアセアが1916年に同社を買収し、1988年にスイスのブラウン・ボベリと合併してABBとなった。

 ABBは2018年12月、パワーグリッド部門を分社化して日立に売却することで合意。日立が80.1%を出資し、2020年7月から現在の社名に商号変更した。日立は、2023年以降に残り19.9%を取得し完全子会社化する予定。

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