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新協地水が本社・再エネ研究施設でZEB、太陽光と蓄電池

2020/10/30 20:09
工藤宗介=技術ライター
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新協地水の新社屋
(出所:新協地水)
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 地質調査や水源開発などを手掛ける新協地水(福島県郡山市)は、本社・再生可能エネルギー研究開発施設を建設し、10月3日に完成式を開催した。太陽光発電や地中熱利用の冷暖房システムなどの再生可能エネルギーや省エネ技術の導入により、福島県内の民間事業所で初めてZEB認証を取得した。

 屋根上に出力27.45kWの太陽光パネル、容量9.9kWhの蓄電池3基を備えた。太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製、パワーコンディショナー(PCS)および蓄電池はオムロン製を採用した。

 また、アクティブな省エネ技術として地中熱源対応水冷式ビルマルチシステムを導入。地中熱源ヒートポンプ1台と室内機7台から構成され、ボアホール型地中熱交換器(ダブルUチューブ100m×6本)と接続する。定格出力は冷房が28.0kW、暖房が31.5kW。

 このほかにも、パッシブな省エネ技術として、断熱材による外皮性能の向上、Low-E複層ガラス窓、省エネタイプLED照明などを採用した。社屋は木造2階建てで延床面積419.38m2、倉庫棟は木造で床面積425.88m2。CLT材(直交集成材)を全面に使用した。

 ZEB認証については、評価機関の東日本住宅評価センター(横浜市)から、一次エネルギー消費量削減率52%、再エネを含む一次エネルギー削減率107%の評価書が交付された。

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