ニュース

ディズニーランド・パリ、欧最大級の「ソーラーキャノピー」導入

2020/10/30 20:56
工藤宗介=技術ライター
印刷用ページ
ソーラーキャノピー設置イメージ
(出所:Disneyland Paris)
クリックすると拡大した画像が開きます
夜間ライトアップのイメージ
(出所:Disneyland Paris)
クリックすると拡大した画像が開きます

 ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)は10月22日、フランスの太陽光発電事業者アーバソーラー(Urbasolar)と共同で、メインとなる駐車場の庇(ひさし=キャノピー)に欧州最大級の「ソーラーキャノピー」を段階的に設置すると発表した。7月に着工し、2021年春に第1期が完成、2023に竣工する予定。

 ソーラーキャノピーは、屋根上の太陽光パネルで発電すると同時に、来場者に対して直射日光・雨・風からの日陰やシェルターを提供することで利便性を向上する。17haのソーラーキャノピーに6万6500枚の太陽光パネルを設置し、年間の発電量は31GWhに達する見込み。また、温室効果ガスを年間約750t削減できる。

 発電した電力はディズニーランド・パリ以外でも使用するが、技術的にはディズニーランド・パリの現在の消費電力用の約17%を賄うことが可能で、人口約1万4500人の都市の年間エネルギー消費量に相当する。夜間には、一部がミッキーマウスの顔の形にライトアップされ、空から見えるようになる。

 ディズニーランド・パリが推進する温室効果ガス排出量の削減、エネルギー供給の脱炭素を目指す環境戦略の一環となる。これまでにディズニーランド・パリ・パークスおよびホテルでは、地中熱を利用した給湯・暖房施設を導入。また、2018年からディズニーランド・パリのホテルは、フランスのエコロジー・持続可能開発・エネルギー省と環境・エネルギー管理庁(ADEMA)が公式サポートする環境ディスプレイに参画している(関連記事:ディズニーが50MW超のメガソーラー稼働、パネルで「隠れミッキー」)。

  • 記事ランキング